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気軽に焙煎体験が楽しめると話題の珈琲や 早稲田工房さんに行ってみた(前編)

コーヒー豆のこと

自宅でコーヒーを楽しむにあたって、新鮮なコーヒー豆は欠かせないもの。お店で焙煎をしてくれるコーヒー専門店は多くありますが、焙煎が体験できるお店は限られます。今回はその中でも、初めてでも気軽に参加できるという「珈琲や 早稲田工房」さんでの焙煎体験の様子をご紹介します。

2020年10月にオープンした早稲田工房さんは、なんとコーヒー豆の購入費だけで焙煎体験ができてしまうコーヒー専門店です。

事前にWebから予約するだけで焙煎が体験できる早稲田工房さん。広い店内に生豆がずらっと並ぶ姿はまるで展示会のようで、見ているだけでも楽しくなります。

特別な用意は必要ないと事前に伺っていたので、手ぶらで来店しました。若干緊張しながらのスタートです。

今回は、珈琲や 新中野本店店長の永井さんに教えていただきます。まずは資料を見ながら、焙煎についての基本知識や焙煎の度合いについての説明を受けます。学ぶと言っても堅苦しさは全くなく、焙煎という工程も含めてコーヒーをより楽しむための知識を分かりやすく説明してもらえるため、コーヒーのことはよく分からないという方でも安心です。

説明を受けた後は、浅煎り・中煎り・深煎りのコーヒーの飲み比べをさせてもらいました。焙煎体験だけでなく飲み比べも今回が初めてですが、こうして並べられると、普段は気が付かないような色の違いがとてもよくわかります。また、3種類のコーヒーを同時に飲むことにより味の違いも明確になるので「私って深煎りも飲めるんだな・・」という新しい気付きがありました。

次はコーヒー豆選びです。先程の飲み比べで深煎りも飲めることが分かったおかげで、いつもとは違うコーヒー豆を試してみようという探究心が湧いてきます。これまではあっさりとした味わいの豆を選びがちでしたが、今回は、軽い飲み口の豆とコクのある豆の両方に挑戦することにしました。

本当にたくさんの種類のコーヒー豆があるので、お店で人気の豆や特徴の強い豆などを永井さんに質問しながら、徐々に候補を絞っていきます。

おすすめいただいた中から、少し酸味のあるルワンダの「カリシンビ」と、フルーティーな味わいを持つインドの「ババブダン・ナチュラル」を選びました。あえて酸味を持つ豆を選ぶのは今回が初めてですが、深煎りが飲めるならコーヒーの酸味も楽しめるだろう、と謎の自信が湧いてきました。

カリシンビは浅煎り、ババブダンは中深煎りを目指します。

準備が整ったので焙煎コーナーに移動しました。焙煎機を目の前にすると、本当にできるのかなという気持ちになってきましたが、練習する時間もしっかりと用意されているので一安心です。永井さんに一通りの手順を説明していただいた後は練習です。

まず、焙煎機の蓋を開けてドラムを持ち上げ、投入口から生豆を入れます。焙煎機に触れるのは今回が初めてですが、ドラムは思っていたよりも扱いやすく、これなら大丈夫そうかも?と徐々に自信が芽生えてきました。

ちなみに、初めてドラムを持ってみた感想は「思っていたより軽い!」だったのですが、緊張して余計な力が入っていたのか、次の日に軽く筋肉痛になりました。

蓋を閉め、練習なので火は付けずに、豆さじを使ってコーヒー豆の加減を見る作業を繰り返します。

その後、ドラムからザルに豆を移して完了です。

どれもこれも今までやったことのない作業ですが、繰り返し丁寧に教えてもらっているうちに少しずつ慣れていきました。あとはこの手順を、教えてもらったとおりに本番で再現するだけです。初めての焙煎で、狙い通りの煎り具合のコーヒー豆を無事に完成させることができるのでしょうか?この続きは、後編でご紹介します。

店舗情報・焙煎に関する情報

珈琲や早稲田工房

住所 〒162-0043 東京都新宿区早稲田南町52-2-1F
営業時間 11:00-19:00 / 水曜定休日
電話番号 03-6265-9785
焙煎体験の内容 焙煎度の違う3種類のコーヒーの飲み比べからスタート。飲み比べの結果をもとに、世界各国150種類のコーヒーから焙煎したいコーヒー豆を選び、焙煎できる。体験時間の目安は60分ほど。焙煎したコーヒーをお店で飲むことも可能(料金別途)
費用 体験費無料
(焙煎したコーヒー豆の代金のみでできます)
焙煎体験Web予約 https://airrsv.net/w0c/calendar

Written by

ユアサイドコーヒー ライター

翻訳家